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消費者動向

遂に明らかに:会員にもっとも人気のグループワークアウトとは?

最新の調査では、世界でいまもっとも話題となっているワークアウトのトレンドと、クラブ会員全体の中でますますミレニアル世代とZ世代が大きい割合を占めるようになる中、今後どんなグループワークアウトが伸びるのかについて手掛かりを得ることができました。

レズミルズ

トレンドの影響が顕著なフィットネス業界では、最新の市場動向に遅れを取らず、それらがスポーツクラブにとって何を意味するかを把握しておく必要があります。

デジタル・ディスラプションによって破綻した有名ブランドのようには、誰もなりたくありません。そうならないために、行く手にはだかるチャンスや脅威を常に見極めておかなければなりません。

ただ、何を、どのようにして検知すべきかはとても難しいことです。スマホやSNSアカウントがあれば誰でも発信でき、フィットネスマニアやインフルエンサー、専門家を自称する人が溢れる時代において、関連性のある事実と怪しげな作り話とをはっきりと区別できる能力がかつてないほど重要なのです。

ほとんどのクラブ経営者は最新の動向を知るための信頼する情報源を持っているとは思いますが、競合より優位に立つためには、まだ触れたことのない情報も探る必要があります。

今後トレンドが伸びるか否かを測るもっとも信頼性の高い尺度のひとつは、クラブで一番若い会員層のフィットネス習慣です。ミレニアル世代とZ世代がフィットネスに通う会員の80%を占めるようになったいま、この「アクティブ世代」(かつてないほどエクササイズを愛することから名付けられた)のワークアウト習慣こそ、クラブがこの先どのように進化していくのかを左右します。

どのようなトレンドが来るのか予測するためには、もっとも革新的で成熟した市場の動向を分析し、何を取り入れようとしているかを理解することです。これは特に近年の格安クラブやブティックの台頭や急速な拡大に見られる傾向です。

トレンドを見抜くためのこれらふたつの手法を考えると、フィットネステクノロジープラットフォームのマインドボディー社が、このほど「2019年ウェルネスインデックスレポート:アメリカにおけるフィットネス」を発表したのはまさにタイムリーだと言えるでしょう。17,000人のアメリカ人参加者を対象としたオンライン調査では、世界最大のフィットネス市場に定着しているのはどのトレンドか、またそれらが各世代(特に18-25歳)にどう受け止められているのかについて研究しています。

調査の特筆すべき5つの点:

1. トップに立つのはヨガ

同調査によると、ヨガは世界でもっとも人気のグループワークアウトであり、回答者の25%が過去1年の間にフィットネス施設のヨガクラスに参加したことがあると答えています。

すべての年齢グループ(18-25歳、26-45歳、46-65歳)でヨガがもっとも人気のワークアウトになりましたが、18-25歳のグループにはそれほど夢中になるワークアウトではないようです。この世代で、過去1年間にヨガを行なった人の割合は21%であるのに対し、26-45歳のグループが26%、46-65歳のグループが25%でした。

グループダンスクラスも3つの年齢層すべてで同じような参加レベルとなり、それぞれの15%、16%、15%が参加していることがわかりました。

グループで行うダンスクラスはあらゆるクラブ会員に人気があります

2. 筋力トレーニングも躍進中

「Strong is the New Skinny」というジェニファー・コーエンの著書(痩せていなければならないなど見た目ばかりでなく、身体を強化する重要性)にあるように、ウェイトや筋力トレーニングを定期的に実施する人が回答者の17%を占め、グループワークアウトの中で2番目にもっとも人気が高いカテゴリーだということが示されました。

BODYPUMP™などのウェイトや筋力トレーニングクラスが若年層にとって魅力的であることから、その人気が高まっていると数字は表しています。過去1週間にウェイトや筋力トレーニングクラスに参加したと答えたのは18-25歳のグループでは19%だったのに対し、46-65歳のグループでは13%でした。

反対に、低負荷のグループワークアウト人気は年齢が上がるにつれて高まっているようです。ヨガと同様、エアロビクスに参加した18-25歳のグループはたったの5%だったのに対し、25-45歳は12%、46-65歳は16%でした。

3. 格闘技系クラスも反撃

現在参加しているワークアウトに注目すると同時に、次に参加してみたいグループエクササイズについても調査しており、これに関して驚くべき結果が得られています。

18-25歳および26-45歳のグループが次に参加してみたいと挙げたワークアウトでもっとも人気だったのが、格闘技系のグループワークアウトでした。両グループで一番人気がキックボクシング、その次が僅差で武術でした。このように、格闘技系グループワークアウトはこの先流行するということができます。

しかしながら、この傾向は46-65歳の最年長グループには当てはまりませんでした。キックボクシングも武術も、次に参加してみたいプログラムの上位10位までには入りませんでしたが(1位は17%を集めたヨガ)、やさしい格闘技(太極拳など)に挑戦して見たいと回答した人は11%いました。

18-25歳および26-45歳のグループが次に参加してみたいクラスでは、格闘技系のグループワークアウトが圧倒的な人気です

4. 古きも新しきも

今回の調査で復活の兆しを見せたもっとも驚くべき運動のひとつは、水泳です。過去10年間、ほとんどの世界市場で参加率が低下しているにも関わらず、3つのグループすべてにおいて、次に参加したいエクサザイスの上位3位、投票総数の14%を占めました。

しかし、かつての人気スポーツが復活の兆しを見せているとはいえ、新しいエクササイズが今後のグループフィットネスのタイムテーブルを形作っていくこともありうるかもしれません。ロッククライミングやポールダンスが18-25歳グループが次に参加してみたいワークアウトの上位10位に入っている一方、サイクリングやハイキングもランクインしていることは、クラブ外でのエクササイズにも着目する必要があることを示唆しています。

ミレニアル世代とZ世代を対象にした4つのマーケティング

5. 定期的なワークアウトは、生活全般に好影響

同調査は、運動と「ウェルネス」の関係性についても言及しており、運動を行えば行うほど、健康的な習慣が身につき、感情面、知性面、精神面、環境面、社会面、職業面など健康に関するさまざまな側面に対して健全な姿勢で臨むようになる傾向が高まると言っています。

具体的には、1週間に5回以上運動をする人は、それほど運動をしない人に比べて健康的に活動したりする傾向が高いということが分かりました。運動頻度が1週間に1回以下の人は、精神面や社会面などにおいて健康的な行動をする傾向が低いと言われています。

これは、モチベーションと継続性を高めるためには、エクササイズ(特にグループワークアウト)が有効であるという業界の仕組みを裏付けます。

2019年レズミルズ グローバル コンシューマー フィットネス サーベイによると、グループフィットネスクラスに参加している会員は、平均で週4回施設に通っています(これに対しIHRSAの業界平均は週に1.9回)。一方で、週に3回以上レズミルズのクラスに参加している会員は、参加していない会員に比べ会員継続期間が50%長く、これは会員ひとり当たりの会員期間が9.8ヶ月長いことになります(ukアクティブ研究所による調査:2018年)。さらに、グループフィットネス参加者はジムのみ利用する会員よりも18%多くの人に自分の通うクラブを勧めており(2019年レズミルズ グローバル コンシューマー フィットネス サーベイより)、グループフィットネス参加者の10%は10人以上の非会員を勧誘しています。