スティーブ・タンジー(イギリス)
私はBODYCOMBAT 1から教えているのですが、当時の担当トレーナーがダン・コーエンでした。 まさか、その後何年にもわたって一緒に働き、たくさんの思い出を作ることになるとは想像もしていませんでした!
BODYCOMBATは、非現実を味わえるから好きです。新しいコンビネーションをマスターするプロセスの中には、自分自身を深く追求する機会があります。その際、粘り強さや謙虚さ、他人への感謝を学ぶことができます。物理的に何かに打撃を与えているわけではありませんが、穏やかな気持ちになることができ、ストレスを和らげてくれるのです。
プログラムが人気の理由は様々ですが、あるトラックではコーチングと育成を重視し、またあるトラックでは積極性や期待感を高められるという、多面的側面が大きいと思っています。トラックは本の章立てのようなもので、雰囲気、武術スタイル、音楽などで分けられています。長年にわたる革新によって、プログラムは新鮮かつエキサイティングなものになり、同時にトラック7ムエタイの激しさはしっかり維持されているのです。
私は6歳から格闘技を始め、今は3つの黒帯を持っています。BODYCOMBATは、他の格闘技とは異なる形で意識的、社会的、肉体的に私を高めてくれます。20年以上にわたるBODYCOMBAT人生で、決して欠かすことのできない多くの人たちに出会いました。幸運にも、プログラムを学ぶだけでなく教えることもできる立場にあるので、自分自身のスキルを高めると同時に、多少はクラス参加者の成長を後押しすることもできました。
新しくBODYCOMBATに挑戦するインストラクターへのアドバイスは、プログラムを甘く見ないことです。いつの間にか生涯愛するプログラムになっているかもしれませんよ。
オスカー・ペイロ(スペイン)
BODYCOMBATは私の人生であり、私そのものです。人生の半分をBODYCOMBATと共に過ごしてきました。BODYCOMBATは、夢のために努力すること、謙虚であること、他者に敬意を払うことを教えてくれました。
もちろん、BODYCOMBATに惚れ込んだのには理由があります。私が最も情熱を注いでいるもの、すなわち格闘技、音楽、そして人助けに携われるからです。プログラムで特に好きなことは、自分の心と身体がワークアウトにポジティブに反応するところ、そしてクラスの参加者をインスパイアできるところです。私はBODYCOMBAT 5からスタートし、ジョルディ・フステというアルゼンチン人トレーナー(元スペインのヘッドトレーナー)の研修を受けました。
このプログラムには特別な思い出が4つあります:
1. Les Millsオークランドジムのスタジオ1で行われたBODYCOMBAT 31フィルミング
2. ニュージーランドで行われたBODYCOMBAT 36フィルミング
3. アムステルダムで行われたBODYCOMBAT 75フィルミング
4. ニュージーランドで行われたBODYCOMBAT 100フィルミング
なぜBODYCOMBATの人気は長く続くのか? 簡単です! 格闘技はクールですし、誰にでもフィットするワークアウトだからです。とても包摂的ですし、世界最高のトレーナーやインストラクターに素晴らしい音楽が加われば……、もちろん大成功ですよね!
私が最も影響を受けたのは、ダンとレイチェルです。2人はBODYCOMBATのお手本であり、インスピレーションの源です。同時に、これからのプログラムを背負っていく次世代からも影響を受けています。
新人インストラクターへのアドバイスは、まずBODYCOMBATに情熱を燃やし、ワークアウトを楽しむことです。BODYCOMBATが自分の一部になれば、最高の自分を目指して一生懸命になれるはずです。もちろん、全てはメンバーのためということを忘れないでください。メンバーなくしてBODYCOMBATは存在しませんから。
シルビー・ロング(フランス)
私は小さい頃から格闘技が大好きで、父と一緒にブルース・リーの映画を見ていたこともあってBODYCOMBATの虜になりました。素晴らしい音楽に合わせてスタイリッシュに動くBODYCOMBATですが、何より自分を限界まで追い込めるところが楽しいです!
インストラクターとしてはリリース34から教え始めましたが、その前にリリース21からクラスに参加していました。クラスに通っていた頃の私は、トレーナーのヤニック・ロイリエから影響を受けていました。
特別な思い出ですか? リリース34にフォール・アウト・ボーイの曲があったのですが、ストックホルムで行われたリリース67のフィルミングでその曲が流れた時、鳥肌が立ったのをハッキリ覚えています!
グループフィットネスとしてBODYCOMBATが成功した理由は、プログラムの本質にあります。格闘技では規律と尊重を大切にします。ワークアウトや音楽とのハーモニーによって自分自身を解放し、感動を呼び起こします。だからこそ、曲によっては泣いてしまうこともあるのです。コリオグラフィを考えている人たちはリリースごとに己のすべてを捧げ、プログラムに対する情熱を私たちと共有してくれています。
好きな曲ですか? 難しいですが、トラック4のメタリカ「Enter Sandman」ですかね。お気に入りのリリースは63、67、United、そしてもちろん100です!
新人インストラクターへのアドバイスは、時間をかけてプログラムを学び、何より没頭することです。自分の取り組みを愛することこそ、プログラムの本質を誰かに伝える時に役立ちます。もちろん、人々にインスピレーションを与えるには、継続的な練習が欠かせません。「1万通りの蹴りを一度だけ練習した者は怖くない。私が恐れるのは、ひとつの蹴りを1万回練習した者だ」。尊敬するブルース・リーの言葉です。
ペドロ・ペナ(ポルトガル)
私はテコンドーの黒帯で、キックボクシングも好きなので、BODYCOMBATにはひと目惚れでした。プログラムのムーブメントと音楽の繋がり、参加者のエネルギー、そして格闘技にも通じるモチベーションが大好きです。とにかく、私の人生に大きな影響を与えてくれました。
始めたのはBODYCOMBAT 15からで、生涯忘れないであろう思い出はたくさんあります。初めてのクラス、ステージに上がる前の緊張感や大勢の人が目の前にいるという不安…。でも、プログラムと格闘技への情熱が、20年以上にわたるジャーニーを支えてくれました。
永遠に私の心に残る曲は何百とありますが、決して忘れることのない2つの瞬間があります:
1. ニュージーランド・オークランドで行われたBODYCOMBAT 31のフィルミング。Les Millsオークランドジムのあのスタジオ1での撮影は、自分にとって初めての体験でした。
2. アメリカ・ロサンゼルスで行われたBODYCOMBAT 97のフィルミング。
他にも素晴らしい思い出はたくさんあります。モリーン・ベイカー、スーザン・レナータ、スティーブ・レナータ、レイチェル・ニューシャム、ダン・コーエン、リサ・オズボーン、エマ・バリーなど、ジャーニーの中で出会えた特別な人たちに感謝しています。プレゼンターとして、またひとりの人間として、成長する機会を与えてくれたManz-Portugal Fitコンベンションは特に印象深いです。
BODYCOMBATから何を得たか? 私をリーダーに育ててくれました。そして、世界を変えるという目的を持ち、強くて一貫性のある人間に育ててくれました。
新人インストラクターへ伝えたいのは、 「Keep It Real」の意味は、クラス参加者のためにユニークで忘れられない瞬間を創り出すことです。「Stay with the Fight」とは、初めて指導した時と同じ情熱と献身を持ってクラスを教え続けることです。Les Millsの価値観である「United (つながり・団結)」と「Be Brave(勇敢に)」を日々実践してください。
リーガン・カン(マレーシア)
3つのシンプルな理由から、私はBODYCOMBATを愛しています。まず、何より楽しいこと。効果的であること。そして、動きと音楽を通した感情的ジャーニーであることです。プログラム成功の裏には、たくさんの人たちの尽力、素晴らしい振り付けと音楽、そして制作チームのおかげです。
私はリリース43からインストラクターを始めました。初めてのクラスで興奮しすぎて、ラウンドハウスキックで力んでしまい大腿四頭筋をつってしまいました。左右を入れ替えるふりをして誤魔化したのを覚えています。
お気に入りのリリースは、ニュージーランドで初めてフィルミングに参加した50です。
BODYCOMBATでの特別な思い出ですか? ハハハ、BODYCOMBAT 69のフィルミングウィーク中にリハーサルがあったのですが、長時間のレッスンで脚がつってしまったのです。脚が言うことを聞かないので、這ってステージから降りました。その後ビデオを見たのですが、そのことに誰も気づいていなかったのがおもしろかったです!
実は私にとって、ストレングスやHIITが教えやすいプログラムだったので、初めからBODYCOMBATを愛していたわけではないのです。でも、幸運なことに最初のフィルミングがダンとレイチェルと一緒のBODYCOMBATで、2人がプログラムをありのままに体現している姿は深く心に刻まれました。単に身体を動かすだけでなく、BODYCOMBATには参加者の人生を変えるような体験を生み出す力があるのです。
2人のコーチングやパフォーマンスに刺激され、BODYCOMBATにのめり込むようになりました。当初は、自分の体格や見た目、パフォーマンスなどを客観的に見て、「このプログラムに適しているのか?」と疑念を抱いていました。何年もかけてスキルを高めていったことで、継続的な努力と向上心から愛が生まれることを知りました。
好きなインストラクターは、レイチェル、ダン、オスカー・ペイロです。
新人インストラクターへ伝えたいことは、何より 練習、練習、練習です。上手くなったと思ったら、また最初からやり直してください。Keep it real and stay with the fight!
ナターシャ・ビンセント(ニュージーランド)
リリース77から教え始めたのですが、ヴィリ(・フィフィタ)とタウヴァガ(・シオロ)がトレーナーでした。かなりラッキーですよね! すでにLES MILLS GRIT™はやっていましたが、BODYCOMBATはまったくの初心者でしたので、新しいスキルやプログラムを学ぶことが楽しかったです。BODYCOMBATに参加する前は、HIITと競技種目ばかりをしていましたが、BODYCOMBATのおかげでフィットネスの楽しさを知ることができました。常にベストを出すことばかりではなく、楽しみながら身体を動かすこともフィットネスでは大事なのだと学びました!
BODYCOMBATでは音楽が重要で、パワーをもらえる瞬間がたくさんあるので大好きです。このプログラムを教えていなかったら、ジャンピングエバーシブサイドキックなんて知る由もありませんでしたから!
お気に入りのリリースは88です。どの曲も素晴らしいのはもちろん、Les Millsの本社屋上での撮影はとてもスペシャルな経験でした。92は、私のメンターであり友人でもあるヴィリとタウヴァガと一緒に撮影できたことも特別な時間でした。まるで原点回帰したかのような気分で、2人とステージを共有できることに興奮し、誇りに思いました。
リリース95の撮影中、私は妊娠10週目でした。吐き気がすごかったのですが、いつか息子がこの映像を見て、自分の母親を誇りに思ってくれることを思い浮かべながらがんばりました。すべては生まれてくる息子のためでした。
このプログラムが成功した理由は、誰もが自信を持つことができ、クールだと感じられるからだと思います。一般的に格闘技は威圧的な一面もありますが、BODYCOMBATは誰もが楽しくできるもので、自身の内なるファイター魂を呼び起こすことができます!
好きなインストラクターはヴィリとタウヴァガです。ヴィリはめちゃくちゃ運動神経がいいので、彼についていくのが楽しくて、また彼がプログラムにもたらす喜びが大好きです。タウヴァガは、私が知っていることをすべて教えてくれた、パフォーマンスとコネクションの絶対的マスターです。
新人インストラクターへのアドバイスは、プロセスを信頼すること! 多くの時間とエネルギー、そして練習が必要です。でも、自分の仕事に誠実に取り組み、プログラムと人々に情熱を注いでいれば、やがてすべてがうまくいくようになります。自分にプレッシャーをかけすぎず、ジャーニーを楽しんでください!
マーロン・ウッズ(米国/オーストラリア)
私はBODYCOMBAT 63から教え始め、ジェイク・マクレンドンがトレーナーでした。初めてのリリースは50回以上見たので、プレゼンターたちのセリフを一字一句覚えました。今までで一番好きなトラックはBODYCOMBAT 63の8曲目です。レイチェルがその理由です。
BODYCOMBATが大好きなのは、闘いたいという気持ちと笑顔でいたいという感情、相反する性質を持っているからです。ワークアウトからその両方を得ることができる。このプログラムが成功したのは、動き、シンプルさ、複雑さ、その全てが共存しているおかげだと思います。
私が初めて撮影したリリースは74です。レイチェルがリードを取ったトラック8で、もう撮影が終わろうとしていることが信じられなくて、もしかしたら二度と同じステージには上がれないのではという恐怖から、パニックに陥ったことを覚えています。
BODYCOMBATは私の人生を変えました。世界が広がりました。
リリース69とリリース71のトラック7のダン、リリース78トラック3のレイチェル、リリース 88トラック5のナターシャ、そしてリリース90トラック1Aのヴィリが大好きなパフォーマンスです。
新人インストラクターへは、 音楽とムーブメントをマスターすれば、世界はあなたのものですと伝えたいです。