BODYATTACK™️ 104
マックス・ホルトハウス(ドイツ)
クォータリーワークショップの準備をしている時、クラスを楽しさやパーティーの雰囲気でいっぱいにしすぎないことの大切さを感じました。なぜならこのリリースは毎日の生活で役立つ新しいファンクショナルな動きがたくさん含まれているからです。
マスタークラスフィルミングには楽しさとパーティーのエネルギーが溢れていますが、インストラクターの皆さんには日常生活に役立つ動きのメリットをどんどんシェアしてもらいたいと思います。例えば、トラック7の3つの動き(ラダーラン、スケーター、エアジャック)では、レイヤー2コーチングを使ってメリットを伝えることにフォーカスを置くと良いです。この動きでベルリンのラッシュアワーに備えられますよ!などですね。
このリリースは日常生活に潜む障害を乗り越えられるものになっているので、クラス中にファンクショナルな動きのメリットを伝えることができれば、参加者はプログラムの重要性をより理解することができるはずです。
アダム・バーク(イギリス)
- 普段通りスポーツ、ストレングス、エアロビクスの素晴らしいジャーニーになっているので、声と体を使ってマッチさせそれぞれの側面を表現しましょう。
- トラック2には本物のフラーバを使って、参加者と楽しみましょう。
- トラック3にはまたスーパーマンが使われていますが、経験したことのないインストラクターにとっては最初は難しいかもしれません。鏡の前でジャンプをしながら練習をし、クラス全員をジャンプさせましょう!
- トラック4は類似したジャンプパターンのバリエーションです。3つ全てのバリエーションで腕と足の細かい動きに気をつけましょう。(例えば、サイドステップからサイドジャンプオーバー)。コリオグラフィーノートには「ビデオとは違い、参加者はスピードアップをします。」と記載されていることに注意。
- トラック5にはプライオプッシュアップが使われているので、ただ手がサイドにジャンプしているだけにならないよう、膝を使ったピボットの動きを練習しましょう。この動きは上半身の筋力を鍛えるので、レイヤー2のコーチングに取り入れることができるはずです。
- シングル、ダブルコンボはチャレンジがあるので練習しておきましょう。「基本のコーチング」は少し長く時間をとって、レイヤー2に進む前に参加者が理解できている状態にします。
- トラック7では初めてのパートナーワークが使われており、大混乱になりかねません。この状況を避けるために、イントロダクションで参加者がこれからすることについて明確に説明をしておきましょう。レズミルズリリースアプリの最新アップデートでは、トラックが始まる時間を遅らせることができます。初めてクラスを教える時の数回はこの機能を使って、効果的にセットアップをすると良いでしょう。BODYATTACKは再生したらそのまま突き抜けるワークアウトなので、休憩目的でこの機能は使わないようにしましょう!
- トラック9はサーファーバーピーからハイニーランに移行して脚に効かせるパワートラックなので、タフな内容になっています!オプションは早めに出し、参加者が必要としていることが分かったら再度伝えてあげましょう。これで、全員が立ち止まることなく、求める結果を達成することができます。
イーマン・メットワリー(中東)
- トラック2:楽しいトラックなので、上海のウェーブをマネするより、自分たちの地方や町にあったウェーブを考え皆で楽しめるトラックにすると良いでしょう。
- トラック7:イントロダクションはスクリプト作成しておくことが大切です。参加者からパートナーになってくれる人をその場で募るとパートナーワークトラックの説明がしやすいはずです。
- トラック8:歌詞を使ってトラックの感情に近づきましょう。クラスを教える前に曲を聴き込むと良いですね。
- トラック4、9:目の前にいる参加者をよく観察し全員が2つのピークを乗り越えられるようリードしましょう。
クレア・プレイス(イギリス)
- トラック5:ダブルパルススクワットとシングルレッグスクワットコンボはここで使われた後に、またトラック6に出てきます。レイヤー1のシンプルなコーチングで動きをマスターしてもらい、トラック6では爆発的な動きをできるように準備をしましょう。
- トラック7:パートナーワークは初めてなので、毎回のクラスで分からないことが出てくるはずです。参加者によっては、お互いを応援し合ったり、チャレンジに挑戦したり、声が大きくなったりもするでしょう。ブロック3はかなりキツいです。目と耳を使い、たくさんコーチングしたくなる気持ちを抑えて、シンプルで明確な指示を出し、参加者自身にトラックの責任を持ってもらいます。素晴らしいトラックなので、楽しみましょう。参加者同士のコネクションは刺激的ですよ!
- トラック8:BODYATTACKは素晴らしい気持ちにさせてくれますが、特にこのトラックはそのためのもの。コーチングは最小限に抑え、表情と体を使いエネルギーを表現し、笑顔と目線でつながりながら、音楽にまかせましょう。このトラックは参加者がBODYATTACKに対する愛を再認識するチャンスです。音楽と動き。シンプルにとどめ、自分を解放させましょう。
マチルダ・ビョルク(ノーディック)
リリースの感覚をつかむために、いつもまずはマスタークラスを視聴します。そして動きとコーチングを感じます。そして音楽を聴き、動きを試します。体に覚えこませるために動いて練習をします。トラックを理解するためにトラックフォーカスを読んで、練習する際にはコリオグラフィーノートを使いコリオグラフィーを思い出します。このルーティンのおかげでコーチングが自然と出ますし、準備も楽です。
BODYBALANCE™️ 104
トール・アンデルセン(ノーディック)
上海でフィルミングが行われたBODYBALANCE 84は音楽、コンビネーション、流れに最近のリリースとは違う雰囲気があります。このリリースを「真の自分で」教えられるようにするには、覚える時に頭を使うより体を使い探求をしてみると良いでしょう。感情的な音楽とリリースの流れが自分自身にしっかりと届くはずです。ポーズに時間をかけ、感じることでBODYBALANCE 84の目的や方向性をより理解できます。このプロセスに時間を使い、参加者に魔法のような体験をしてもらえるよう準備をしていきましょう。
ブラム・プリマ・ハリム(イギリス)
覚える時:
- コリオグラフィーを覚えるためではなく、少なくとも一度リリースをやってみる。リリースの包括的な体験ができるはずです。
- 鏡の前で、とにかく練習。
- トラック 2b/3a:コリオグラフィーノートで、音楽のカウントは7つのブロックに分かれています。感覚で覚えるタイプであれば、歌詞でコリオグラフィーの変わり目を覚えましょう。ビートがどこにあるか知りたいという私のようなタイプであれば、この曲は1x8と1x6が交互になっています。(イギリスBBトレーナーのサム、教えてくれてありがとう。)
教える時:
- トラック1:コンボができると参加者を信じて、コーチングはシンプルにとどめましょう。最初の1、2週間はレッグレイズオプションを使わずにトラックを教えます。オプションを入れるまでにコリオグラフィーに対する参加者の自信が築かれるはずです。
- トラック5b:静寂に慣れる。音楽の変わり目が聴こえるように、それぞれのポーズ/オプションにシンプルで明確なフォーカスを持ちましょう。
- 45分、30分のエクスプレスフォーマットのコリオグラフィーノートを確認する。このリリースではトラックの選択がいつもと違います。
- BODYBALANCEを教える時はクラスの大多数が使っているオプションを使います。強度の低いオプションを使っても大丈夫なんだということを表現しましょう。(必要な強度の高いオプションは、欲しい人のために素早くデモンストレーションします。)
キャリー・ナイト(アメリカ)
リリース84はソードダンスで始まり、最初からユニークな雰囲気があります。このジャーニーは音楽に導いてもらいましょう。歌詞と音楽を深く理解し、音楽に命を吹き込みます。呼吸を使ってマインドとボディをつなぎリラックス。ペースを落として、道のりを楽しみましょう。
BODYCOMBAT™️ 79
東井ゆかり(日本)
ダン・コーヘンからBODYCOMBAT 79には全てのトラックに「パワームーブ」があると教えてもらいました。
次のことを試してみてください。
- 練習をする時は体重を移動させることで力強い動きを作り出すことを意識する。
- 次のことに集中して「パワームーブ」をコーチングすることをお勧めします。
- ステップ、つま先、膝の方向をしっかりと伝える
- 体重と体の動き
- 武術を連想させる言葉を使う
イーマン・メットワリー(中東)
トラック2:フリーウジャンプキックの新しい革新:体幹の安定性にチャレンジするため、フロントキック後に脚を引っ込めフリーズするところに注目する。
トラック3:コンボ2はウィーブのウォームアップとは違い、右ステップ、左ステップになっている。パンチを撃てるように、体幹を通し体にしっかり力をためることが大切。
トラック5:インストラクターはこのトラックを両方のバリエーション(スクワットとプッシュアップ)で教える前にレイヤー1のキューを明確に言えるようになっておくと良い。
トラック6:インストラクターはキューの伝え方と態度を使って、2つの武術(キックボクシングと空手)のコントラストを表現する。参加者はKBコンボで楽しみながら頭を使い、油断ができない状態が続く。参加者とコネクションをとる良いチャンス。
トラック8:スタンディングワーク最後にふさわしいトラック!興味深いポイントがあります。
- この音楽はワークアウトを後押し力を持っているので、ビートが落ちる各ブロックの最後は特にコーチングを抑え静寂を使う。
- 移行がとても速いので、各ブロックの2コンボではレイヤー1を明確に。プレビューの大切さは言うまでもない。
- ダブルアンダージャンプのロープを練習し、ジャンプを準備するロードとして、6つ目のカウントで両足を使って着陸。
スティーブ・タンセイ(イギリス)
リリースの学習:
- トラック1b:反対への移行を容易にするフロントキックからフロントキックバックのキックコンボが少し難しい
- トラック4:ランジの後にどちらの脚でイバーシブサイドキックにステップするかの練習に時間をかける
- トラック8:ダブルアンダーからラテラルランのタイミングが少し難しいので練習に時間をかける
リリースの教え方:
- トラック2、4、5の運動能力。強度を維持しながらコーチングをするためしっかりとトレーニングを重ねておく
- トラック2(フリーズキック)とトラック4(ジャンピングイバーシブサイドキック)では最初の方からたくさんのオプションを出し、全員が達成感を感じられるようにする
- トラック8は心から教え、コーチングは控えめに音楽を使う。素晴らしいトラック!
ミカ・カンカイネン(ノーディック)
新しいリリースを学ぶ際に私が必ず使うコツ:
- リリースのイメージをつかむためにビデオを観る
- しっかりと音楽を聴き込み、音楽のコントラストや概要を感じる。より感覚や感情を参加者に伝えられ、パフォーマンスも良くなる
- 鏡を使って練習し、新しいテクニックの基礎を学ぶ。自信を持ってできるようになったら、音楽を流しながらテクニックを撮影して間違いを修正し、自然にリラックスしてできるように磨きをかける、
- トラック5はオプションとチェンジを特によくスクリプトしておく
BODYJAM™️ 88
ドロッカ・バブリン(ノーディック)
- コーディネーション、コントロール、「フライハイ・イン・シャンハイ」ブロックの正確さを高めるため、アイソレーションを練習する(特に「レフトヒールウェーブ」)
- ジャンプターンでは、短くシンプルなレイヤー1、2キューを使う。オプションを出すのを忘れずに
- 音楽のコントラストにマッチさせるため声のトーン、言葉の使い方、表情をよく使う。コーチングは控えめに、静寂で
- アリーナを使ったリリースなので、上海のステージにいるつもりでたくさんのエネルギーと楽しさを見せ、参加者にも楽しんでもらう
ニッキ・スノー(アメリカ)
フライハイ・イン・シャンハイブロックでは、覚えやすいようにフルコンビネーションの順番で動きが教えられています。このおかげでテクニックに時間をかけられますよ。
それぞれの動きは質が違います、例えばダブルアイソレーションは正確ですが、流れがあります。しかし、ジャンプスマッシュはボディウェーブまでハードで過激。音楽が盛り上がってくると、各動きをやりすぎにしてしまいがちになります。80%ルールとダンススクールで鏡を使いながらフィールをマスターし、動きの完全性を維持し、ホットなルーティンの感覚をつかみましょう。
フィル・ハリソン(イギリス)
学習:
- マスタークラスの映像を観て、動きについていき、トラック1の最初のバウンス、トラック9の2回目の全てのルーティンのタイミングをつかむ
教え方:
- コリオグラフィーにある全てのターンとスピンを見つけておく
- スピンをしながらコーチングをして、クラスを見てみると平衡感覚が失われ、目が回りとても難しいことが分かる。疲れてしまったらターンをする必要はない、またはトラックの中で部分的にターンをしても良いことを参加者に伝える
BODYPUMP™️ 109
デニス・バー(イギリス)
リリースの学習:
ブロックの繰り返しなため、基本的に覚えやすい。数か所留意しておくこと:
- トラック6のショルダーロールに注意!
- 動きがたくさんあり、反対脚への移行が速いので、トラック7にある法則を見つける
- トラック9のクランチからホバーへの素早い移行に注意
リリースの教え方:
- トラック4:バーは重めのプレートをつけ、爆発的なハイプルのお手本を見せる。トラックが終わった後の参加者の表情に注目。有酸素運動の刺激が強い!
- トラック5のスペイン語を使ってみるよ良いでしょう。音楽は素晴らしく、トラックは楽しくハード。トラック6と対照的にするためにも、エネルギーを高めましょう。
- トラック7はシングルレッグトレーニングのメリットをコーチングする素晴らしいチャンス。足を高いところに置くことで膝の安定性、骨盤の柔軟性、脚の筋力の強化が期待できるというメリットがある。また、参加者がベンチを早く片付けることを防ぐので万々歳!
アレックス・カッター(アメリカ)
- 自分でもワークアウトを試しておき、クラスを教える際に驚くことがないようにする
- リリースを学び、練習し、教える、という3つのプロセス
- 可動域、プレートの重さを正確に選ぶため鏡の前で練習する
- 簡潔なスクリプトを作成し、実際のウエイトを使いながら声に出してコーチングの練習をする。頭と体に覚えこませる
- ローンチの週は、参加者が新しいリリースに慣れるためレイヤー1と3にフォーカスする
BODYSTEP™️ 115
ジャッキー・ルード、アマンダ・スケール、ジェナ・エッツェル
(アメリカ)
メインの目的:
- 新しいフォーマットの知識とクラスでの使い方
- ミックスクラスの教え方:クラシック、またはアスレチックと新しいフォーマットをミックス
- 音楽の入るところ、終わるところを学ぶために、BODYSTEP 115の音楽に時間をかけて聴き込む
BODYSTEP 115を学ぶ際は、新しいフォーマットを知る/理解することが全てです。「トラック」ナンバーはなくなり、フォーマットをトラックの名前で呼びます。ウォームアップ、ステップウォームアップ、ピーク、などなど。また新しいフォーマットと他のフォーマット2つの違いを知り、理解することでもあります。教えているフォーマットに関係なく、リリースの貯蓄が貯まるまでは、BODYSTEP 115でフォーマットをどのように使うかを理解することが重要になります。また、カバー曲からオリジナル曲へのシフトに伴い、今までと雰囲気の違う音楽に慣れ、1つになりコネクションとパフォーマンスに命を吹き込みましょう。
ベン・グラント(イギリス)
リリースの学習:
- エクスプレスフォーマットを含めた新しいフォーマットを理解し、学ぶことに時間をかける
- ミックスストレングス:このトラックのスタンディング、フロアオプション、明確にレイヤー1を使った各動きのコーチングを学び、練習
- ピーク2:「アラウンド・ザ・ワールド」コンボを使った新しい動きのパターンがある。自信を持ってできるようになるまで時間をかけて練習。(この動きは1/4ターンを一回、ハーフターンを一回、1/4ターンと考えると良い)
- アスレチックサーキット:スピードストラドルの最後のセットで反対脚への移行を完璧にする
- コンディショニング2:「前傾、ランジ&クリーンコンボ」のタイミングをマスター。他より時間をかける必要がある可能性高
リリースの教え方:
- ウォームアップから興奮を作る
- 全体を通してのコントラストのためにアスレチックトラックとフラーバトラックの違いをはっきりとさせる
- 音楽再生の前にトラックの始めにある難しい動きを見せておく(ピーク1、ピーク2)
- ピーク1、ミックスストレングス、ピーク2のオプションを見せ説明し、全員がそれぞれのレベルに合わせて動けるようにする
- パーティートラック:サッカーのテーマにコネクトし、楽しむ
- ピーク3を盛り上がって終わらせるために、情熱と興奮を持ってワークアウトを教える
- 最高のワークアウト、素晴らしい音楽、驚くべきプログラム!
CXWORX™️ 34
ジャスティン・ライリー(イギリス)
トラック4のハイライトはトリプルステップでのスピードです。普段はコントロールを持ったスローな動きが多いので、参加者にとっては驚きを感じるでしょう。音楽はとても楽しく、動きとマッチしているので、ぜひ楽しみながらやってみてください!
最後のコツは自分を撮影して、批評をすることです。これは成長へのベストな方法です!
自分の映像を確認する時は、まず自分を褒めてあげましょう。
どの部分を楽しめましたか?コーチングがうまくいったのはどこでしたか?音楽をうまく使えたところ、参加者とコネクションをとれたのはどこでしたか?
たくさん素晴らしいことを達成できているはずなので、まずはそこを認めてあげましょう。
そして再度視聴をし、次に成長したいところを特定します。オプションをもっと早く出した方が良かったり、メリットを教育した方が良いと思うかもしれません。または、自分らしさを出したり、クラスと楽しくつながることが課題になってくることもあります。
そこからの2週間~4週間で練習できることを数個見つけてみましょう。
ルナ・ルー(中国)
私にとってのCX 34は、トラックからトラックの完璧な移行です。なので、トラックの間の移行も含め練習しておくと良いと思います。(イクイップメントが必要な時にすぐ使えるように、イクイップメントを置く場所も考えておく。)短く、明確なレイヤー1キューを用意しておく。これはメンバーの移行に役立ちます。そして結果を得るためのレイヤー2キューでフォローアップします。
RPM™️ 82
エリカ・マーシュ、ジェン・ルーカス、タマラ・ピタード(アメリカ)
いつも通り、RPMは音楽が全てなので、音楽をよく知っておくとリリースも生き生きとするはずです!
82のいくつかのトラックはいつもと少し違う感覚の音楽が使われています。特にトラック3と7。バースとコーラスのあるエネルギーいっぱいの曲ではなく、心に働きかけるため、教える時も普段とは違うマインドが必要になります。音楽の感覚を引き出すことに集中し、コーチングはしすぎないようにしましょう。包括的に。そしてコーチングに効果をもたせるためアグレッシブになりすぎないように気を付けます。コリオグラフィーの基本と音楽のジャーニーをコーチングし、トラックに命を吹き込みましょう。
コリオグラフィーが忙しく、トラックはキツくて早いため、トラック4のコーチングはクリアで正確に。ポジション、負荷、ペースの変化を明確にプレキューし、トレーニングの効果を感じてもらえるように保証しましょう。140 RPMより早いので、音楽のビートに合わせるのではなく、ビートを追いかけるようにキューを出すことを覚えておいてください。
フィオナ・フランシスカ(中東)
RPM82のトラック3と7は感情のキューをたくさん出すようにすると良いでしょう。声で音楽のパワーを抑えてしまわないように気を付けます。この2つではカンバセーショナルボイスを使いながら、音楽が盛り上がってきたら興奮を作り出しましょう。
トラック4忙しいので何を言うか、どんな風に言うか、どのように音楽とコネクションするかを先に考えて用意しておきましょう。トラックにはたくさんのトランジションがあるので、適切なタイミングで、情報がいっぱいにならないようしながら基本をコーチングします。参加者にはワークアウトのことを知ってもらい、トラックを楽しんでもらえるようにしたいですね。
RPMは音楽が全てです!このリリースに使われている様々なジャンルを探求し、体、声、表情を使って表現をしていきましょう。
リー・スミス(イギリス)
このリリースで目立っているのは4と7です。この2つはスタジオでよく練習し、音楽とコリオグラフィーを完全に理解して、自然な自分で素晴らしい体験を作り出しましょう。
トラック4はハードな曲ですが、コーチングや声はハードになりすぎないように。楽しく、明るい曲なので、特に4回のスタンディングアタックを終えた後のブロック2/3でレースになるところでは楽しさを表現します。
トラック7はRPMへの情熱を表現することのできる、様々なサウンドが使われています。このトラックで調和のあるチームティーチングをすることができれば、参加者を今までにないようなジャーニーに連れ出すことができるでしょう。最大のアドバイス:コーチングは少なく。
アダム・グリペンブロム(ノーディック)
私のコリオグラフィーの覚え方は、まず数日間音楽だけを聴き込んでトラックの流れの感覚をつかみます。ステップツー、マスタークラスを観て音楽に当てはめます
私は視覚的学習者なので、プレゼンターが言うこと、やることが、頭の隅に残り、一つになります。ステップスリー、コリオグラフィーノートを見て、各トラックに明確な結果が出るようトラックフォーカスを書いた最小限の下書きを作成します。
SH’BAM™️ 35
フィル・ハリソン(イギリス)
学習:
- マスタークラスを観る前に音楽を聴き込んでおいて、感覚をつかむ。コリオグラフィーはバースとコーラスの繰り返しがたくさんあり、トラックごとに動きも少ないので、音楽を知っておけば、動きが簡単に素早く頭に入る。
教え方:
- コリオグラフィーの複雑さが減少されたので、参加者はすぐに達成感を感じることができる。リリースには何も言わずに、音楽を感じてもらうことのできる音楽が入っているので、音楽に任せて楽しさへのジャーニーに連れ出してもらう。音楽を完全に理解し、適切な場所でのキュー出しをすることで、各トラックで完全に盛り上がることができる。
LES MILLS BARRE™️ 06
カンブリア・カミーロ・スミス(アメリカ)
このリリースを教える時のコツは「少ないほど良い」というマインドで挑むことです。感覚、音楽の雰囲気が全てなので、自由に音楽を楽しみ、音楽に導いてもらいましょう。トラック4、5のコリオグラフィーを覚える時は特に音楽に集中し、音楽に駆り立てられるようになると良いです。コーチングのスクリプト作成は、動きの各ブロックで明確な目的を設定し、レイヤー1を正確に、そしてレイヤー2と3のキューを数個伝え、参加者が音楽を感じるスペースを作り出します。誰も見てないかのように自由にダンスのできるクラスにしましょう!
土居希実子(日本)
このリリースの重要なポイントは音楽のトランジションと呼吸だと思います。
動きのマッチを楽しむために、音楽を聴き込み、各トラックのトランジションを理解し、参加者をスムーズに導き、音楽の旅を楽しみましょう。
呼吸と、胸から指先への開きを意識することで、より美しい動きを見せることができるはずです。
トリ・ウィラード(イギリス)
リリースの学習:
このリリースに使われている音楽の歌詞はコリオグラフィーのヒントになっているので大切です。動きを覚える前に、各トラックの構造を知る時間を取りましょう。特にトラック3と4では重要になっています。
トラック3:一様ではないフレーズが出てくるので、音楽をよく聴き込み、反対側に移るときのタイミングを知っておきましょう。
トラック4:一時停止がどのくらいあるかを知っておくと、動きにいつ戻ってくれば良いのかが分かります。やはり、音楽をよく聴き込みましょう。
トラック5/6:このリリースでは、1トラックでストレングスとパワーが一緒になった長いトラックがあります。6分36秒で、2回繰り返しです。全く新しいコンビネーションがたくさん使われているので、時間をかけて覚えましょう。歌詞でマークをしたり、レップ数を数えたりして、学習プロセスを強固なものにしましょう。
リリースの教え方;
マスタークラスではハイオプションが使われていますが、強度の低いオプションも同じだけあります。クラスの参加者にあったオプションを出しましょう。ハイオプションはすぐに教えなければいけないわけではありません。参加者をジャーニーに連れ出し、筋力と運動能力を鍛えてから、ジャンプを追加していきましょう。
トラック4:トラックの一時停止を使って、オプションをデモンストレーションしましょう。マスタークラスでは、ハンナがオプションの出し方の素晴らしい例になっています。
LES MILLS GRIT 28
リンジー・モリソン(イギリス)
覚え方:LES MILLS GRIT Athleticのコーチコールトラックにはカウントダウンがないので、体を動かしながら動きを練習し、どこで何が起こるかを把握しておく必要があります。音楽をよく聴いて、覚えましょう。トラックは楽しくて、素晴らしいものばかりですよ。
エリン・ヘルストロム(ノーディック)
最新のリリースであるLES MILLS GRIT 28を覚えるための私からのコツは、スタジオでマスタークラスを観ながら練習し、感覚を体で感じておくことです。次にマスタークラスを観る時は、ただ観るだけにします。その次に練習する時は映像は観ずに、コーチングを聞きます。次は音楽だけを聴いて実際に動きをつけ、その後にコリオグラフィーノートを確認しできていたかをチェックします。体に覚えこませることができたと感じるまで、何回もやってみましょう!
このリリースの音楽は素晴らしいです!私は特にAthleticの音楽がお気に入りなので、最後のアドバイスは音楽を聴き込むことです。音楽を聴き込むことで、音楽とどのようにコネクションしていくかインスピレーションとアイデアが生まれました。
マーク・ダウニー(中東)
LES MILLS GRIT 28では、Athleticブロックが新しい面を引き出しています。私からのアドバイスは、マスタークラスを観ながらリリースを実際にやってみることです。そして、参加者の感覚になってみることです。クラスがどんな雰囲気なのかをつかむことができます。また、自然に、タフなワークアウトを達成できるようなモチベーションを高めるコーチングを適切な場面でできるようになります。
イーマン・メットワリー(中東)
- Athleticコーチコールナンバー2:コーチは各コールで充分な間をもたせ、参加者に反応の時間を与える。また2つの単語は似ていて混乱しやすいので(ドロップ&ドッジ)、トーンを変えたり、長さを変えたりしてコールを差別化する。例えば、(「ドローーーーップ&ドッジ」など)、片方を長く、片方に切迫感を持たせるなど。(クラスで試したところ、参加者の反応に変化があった。)
- Cardioのラダー:効果を出すために数よりも、質を意識して動く。特にスクワットニー:膝をスナッチする前にスクワットの段階で力をためる。スケーターでは身体的にもコーチングでもニーリフトに重点を置いて伝える。
- Athleticのジャンプトレーニング:このトラックでは自分のペースで動いて良いことをコーチングする。ビートに合わせる必要はない。
LES MILLS SPRINT™️ 15
リー・スミス(イギリス)
- ローンチの前にライドを練習しておく。トラック4には今までにないユニークなパンチが効いている。
- 全てのブロックでワークアウトを最大化する方法を参加者に知ってもらうため、ブロックの結果をスクリプトしておく。特にトラック4は継続的な4分のトレーニングになっているためスクリプト作成が大切。
クラスを教える時は、参加者が達成したことをたくさん称賛するように意識しています。LES MILLS SPRINTはインストラクターの私たちにとってもタフなので、参加者にとってはどれだけキツイワークアウトなのかを理解しておきましょう。ハードさから離れて、クラスに仲間意識を作り出すため、自分の中の楽しさを引き出すと良いです。
LES MILLS TONE™️ 05
ブラム・プリマ・ハリム(イギリス)
学習:
- トラック2:リード脚と0:58の最初のサイドレッグエクステンション、2:15で2回目のセットのバックタップ/レアレッグエクステンション、2:34の最後のサイドレッグエクステンションにある方向のチェンジに気を付ける
- カーディオ(Feel Good):キャタピラー/スターバーストコンボを練習する。フォールドポジションでは膝を曲げ、腹筋に力を入れること。コンボ1と2を合わせることに慣れる。
- コア(Rude Boy):ローテーション/レッグエクステンションとクランチを練習して、動きに慣れる。
- 鏡の前でたくさん練習をする。運動能力を鍛えておく。カーディオでのスタンディングオプションを覚える。これはマスタークラスで観ることができる。
教える時:
- カーディオ/ストレングスとストレングス/コアトラックをチェック。カーディオかストレングス、または両方を目的として教えることができる。毎日のクラスでは、このトラックをカーディオがフォーカスになっているシングル、またはダブルピークのカーディオブロックで使うことで、参加者はウェイトを使うか、ジャンプ、ジャンプをしないなどのオプションから選ぶことができる。ストレングスで使うなら、フル可動域でウェイトを使い、筋力の向上にフォーカスすることができる。ミックス&マッチでトラックをどのブロックで使うか変化を加えることができ、クラスにチョイスが増える。
- 目の前の参加者に教える。最初の数週間は参加者がコリオグラフィーに慣れるまでトラックごとに2つのオプションを出す。その後は、ワークアウトを新鮮に保つために他のオプションも出す。
- コーチングはシンプルにとどめ、ワークアウトを称賛する。
トリ・ウィラード、リアン・トーツ(イギリス)
リリースの学習法:
- トラック1のコリオグラフィーが変わる場所はカウントするのではなく、歌詞をヒントにすると良い。
- トラック7:オールインコンボに入るタイミングが難しいので、マスタークラスを観ながら練習する。また、単純にキツイトラックでもあるので練習が必要。
- トラック4:個々のコンボをよく練習して、2つの違いがハッキリ分かるようにしておく。クラスの参加者に合うようであれば、オンザビートで動いても良い。
- トラック6:クラスの参加者がインパクトを好きであれば、これを練習する。元気になれるトラックなので、インパクトのお手本を見せることができれば、クラスがジャーニーをより良いものにできます。
リリースの教え方:
- トラック8:最後の動きで、私たちのクラスの参加者は肘をウエストに引くと90度の角度を維持することができていないことが分かった。動きのお手本を見せ、全員に伝わるようなキューを出す。メリットを説明し、参加者を応援する。数週間経って成長が見えてきたら、体重のシフトを加えても良い。
- トラック10:私たちのクラスの参加者は、腕をスイープしながら前の脚に体重を保つことが難しいようだった。前のかかとに体重をかけ、コントロールを意識し、腕のスイープよりも腰を正面に向けておくことに注意をしてたくさん練習をする。
- トラック11:トラックイントロダクションとバンドの巻き方を練習する。鏡で腰を正面に向ける練習をする。肩を引き、姿勢筋を働かせるために、肩甲骨を寄せる。オーバーヘッドワークは、肩の安全性のためにウェイトは肩の前に。バンドオーバーヘッドを使う場合は、バンドは張らせたまま、肩を後ろに引き姿勢筋を働かせる。
.寄稿していただいた皆さん、ありがとうございました。リリースアプリで最新リリースに対するプログラムディレクターの思いをぜひチェックしてください。