宇田川健と彼のレズミルズストーリー

インストラクターへの道とそこから歩んで来たレズミルズとの旅

レズミルズでのあなたのジャーニーについて教えてください。どのようなきっかけで教え始めましたか?

毎日のようにウェイトトレーニングばかりしていた20歳の頃、在学中の専門学校の会社説明会で某会社の人事の方に一目惚れし、この人に付いていきたいと思いました。その方が在職するスポーツクラブの採用試験がありましたが、受講申込期限は過ぎてしまっていました。

無理を言って試験を受けさせていただき、縁があったのかとんとん拍子で内定をもらいました。入社前の新入社員教育研修の一環としてBODYPUMPインストラクターになる為の研修を受けることが社令でした。

まだまだ学生生活が残っていて学生生活遊んで楽しみたいし、当時ウェイトトレーニングを週6回実施している私にとって、BODYPUMPをトレーニングとして舐めていました。一度は断りの電話し、内定辞退を試みましたが、人事の方から説得を受け気分が乗らない中、半信半疑で研修に臨みました。しかし、研修を日々行うにつれ、身体はみるみるうちに引き締まり筋力も右肩上がり、そして何よりレズミルズの音楽に魅了され、私の人生は変わりました。いつのまにかレズミルズインストラクターが私の生活の一部へと映画の世界に引き込まれるような感覚になりました。自然と私の「レズミルズインストラクタージャーニー」という映画が上映開始となりました。

インストラクターになることであなたにどのような影響を与えましたか?

私の生活の中で優先順位が高くなりました。

人=レズミルズ、日々のレッスンでの人と人との繋がりを深めることでレズミルズが私の人生の主役になり、人生のアルバムとなりました。言うならば、人ではないですがレズミルズの存在が「家族の一員」となりました。いつも一緒にいて、呼吸を共にしている感覚です。

インストラクターになることは、あなたにとって何を意味しますか?

人生のライフスタイル(生き甲斐)の一部です。

私の何年か前のストーリーです。約1年間、病でインストラクター人生を中断していた時期がありました。入院当初は、生命の危機と絶望感でレズミルズの音楽を聴くこともままならない状況でした。その後2回の手術は成功し、入院中に自然とレズミルズの音楽を聴くようになりました。音楽を聴きながら、所属クラブのことを想像し、参加者の表情を思い浮かべ、レッスンクラス全体の一体感を身体で感じながらリハビリを懸命に続けました。

いつかまた最高の舞台(日々のレッスン)に立つために今自分が出来ることは誰よりもリハビリを全力でやること。来る日も来る日もレズミルズの音楽をイヤホンで聴きながら毎日無我夢中で必死にリハビリをしていました。

そんな私を見た病棟仲間は、いつか私のことを「リハビリリーダー」と呼ぶようになりました。私よりも人生経験豊富な方々が「リーダーがやるなら私もやる気になる!リハビリをする勇気をくれたあなたは凄い!本当にありがとうリーダー!」

その時感じたことは今でも鮮明に覚えています。レズミルズが私自信を創り上げ形成してくれている、私自身を勇敢にしてくれていたのだということ。

レズミルズによって私の人生が変わり、私の言動を変え、私の周りにいる人の人生が変わる!こんなに素敵な仕事はありません。私にとってインストラクターとは天職であり人生そのものです。

あなたのクラブでグループフィットネスの重要性は何だと思いますか?

一度のレッスンで40名定員収容のレズミルズ特化型ジム&日本初のデイサービス(通所介護施設)を融合したクラブなのですが、会員はアットホームで熱い方達ばかりです。

グループフィットネスとは、会員そしてインストラクターのライフスタイルの一部となり、毎回のレッスンで関わるすべての人が健康で幸せになることを積み重ねていくことです。

そして何より一人でやるよりたくさんの人とレッスンすることで、楽しさも効果も倍増し自然(自分が楽しいから周りも楽しい、周りも楽しいから自分も楽しいを伝染)と自分の限界にチャレンジできます。

なぜメンバーはあなたのクラスを継続して受けていると思いますか?

私自身が、本気で楽しんで、安全で、効果を感じていることの情熱が伝わっているからだと思います。

その秘訣は自分が自然体でいること、パフォーマンス(演出)とは違い自分を飾らずに参加者の前で自分が正直でいることで、参加者も心を開いてくれて自らの殻を破り解放してくれると感じます。

どのように会員との関係を築いていますか?

自分を飾らず作らずに素直で真正面から向き合うことです。とにかく自分をさらけ出して心を通わします。Ken Udagawaという人間を知ってもらうことで、心の扉を開き関係構築をします。私自身が、本気で楽しんで、安全で、効果を感じていることの情熱が伝わっているからだと思います。