「私にとって毎回が今までの努力の集大成であり、同時に、新しい始まりです」

7月号にて募集した「ニューリリースへの取り組みについて」たくさんのご応募ありがとうございます。BODYJAMとLES MILLS BARREインストラクターの菊池優花さんの経験をご紹介させていただきます。

お名前 :菊池優花 インストラクター
所属施設:スポーツクラブエンターテインメントA1笹塚店(BODYJAM)
ダンロップスポーツクラブ北松戸店(LES MILLS BARRE

ニューリリースの学習方法を教えてください。

リリースが届いたら、まずは音楽を聴きます。 コリオが分からないまっさらな状態でただ音楽だけを感じられるのは、この最初のタイミングだけなので、その時に感じた素直な曲のイメージや感覚を忘れないようにメモを取ってから、映像とコリオノートを見始めます。 コリオグラフィを覚えたら、必ず自分が動いている映像を録画して、プレゼンターの動きと見比べて、細かい修正を行います。 自分の感覚だけでは、無意識の間違いやフォームのズレに気付けず、プレゼンターが届ける全てを伝えることが難しいことに気付いてからは、必ずセルフフィードバックをすることにしました。 最後に、音楽のニュアンスや変化を参加者により伝えられるように 曲の歌詞を調べてコリオノートにメモをとったり、BODYJAMでは、リミックスの曲の繋ぎ目の部分を聴き込みます。

どのようにあなたのモチベーションをあげてくれますか?

毎回のリリースが本当に新鮮で、私の心をいつも初心へ戻してくれます。 ライセンス取得前のナンバーも、バックナンバー期には実施しますが、 新曲はインストラクターも参加者も同時に新しい内容なので、既に出来上がっているイメージも少なく、 まっさらなリリースの上に、そのインストラクターのカラーがはっきり見えてくるこの期間は、自分自身の強い部分、弱い部分にも気付くことができ、成長をさせてくれます。

ニューリリースを発表する時に自身で取り組んでいること、クラブで取り組んでいることを教えてください。

わたしはフリーランスとして活動をしているので、ニューリリース開始日は施設によって大幅にズレてしまいます。 どのクラスでも一番初めのリリース日は、同じクオリティの、初めての参加者に向けたレッスンが提供できるように心がけること。 そして、「どこのクラスではその日何回目の新曲レッスンなのか」を把握する為に、全てをスケジュールにメモして、 回を重ねる毎に、参加者に合わせて少しずつコーチングを変えたり、音楽のフィールを伝える為にレイヤー3を多めに取り入れたり、約一ヶ月間のリリース期の中で、続けてクラスに出てくださっている参加者が飽きない工夫を取り入れていきます。


ニューリリースを通して経験した、クラスでの一番の思い出を教えてください。そこから何を学びましたか?

とある施設での新曲発表日。 当日までひたすらリリースと向き合い、納得がいくまで準備をして いざクラスの入場を開始したら、その施設の会員様、系列店舗会員様、他施設ビジター様など、びっくりするほどの人数の参加者でスタジオがあっという間に埋まりました。 会員様同士の温かい口コミやSNSの力で、たくさんの方が集まってくださり、熱気と興奮に溢れたその日のレッスンは、 そこの施設の、当月最大集客数となりました。 私にとって、新しいリリースを参加者に提供することは、毎回が今までの努力の集大成であり、同時に、新しい始まりです。

菊池さん、素晴らしい取り組みのシェア、ありがとうございました!!

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ニューリリースへの取り組みのヒントとして、以下のエデュケーション動画も是非ご覧ください。

・最高のスタートがきれる!ニューリリース学習の4つのステップ
https://youtu.be/B0j_5Lp4RJg
・時短!忘れない!コリオグラフィの覚え方
https://youtu.be/gG1WFxua_X0
・音楽の波に乗ろう!音楽に合った表現方法
https://youtu.be/-SwLewzqTbw
・コーチングの必勝法
https://youtu.be/2-cLbojvIlU
・クラスが一気にうまくなる秘策(セルフフィードバック)
https://youtu.be/r-y3gjIuc9U