「レップ」 を愛すべき理由

レップを愛していようと、嫌っていようと、あるいはこれから向き合うかどうかを検討していようと、科学はレップの価値を証明しています。

例えば、BODYPUMPのクラスで 2.5kg のウェイトを使ったバイセップ カールに勤しむ最中、ふとジムのフロアーで 20kg のカールを行う人たちを思い出し、「どうしてこんなに軽いウェイトでもこんなに辛いのだろう」と不思議に思うかもしれません。軽量でも筋肉に効いていることが感じられますし、 効果を形として目にすることもできるのですが、いったいなぜこのような小さな負荷で大きな効果を得られるのでしょうか。

BODYPUMP は、科学的な研究ではなく個々のアスリートの実体験から生み出されたものです。喜ばしいことに、この二つが同じ結果に至ることは証明されています。もしあなたが軽いウェイトを使った筋肉トレーニングでも最大限の効果が得られるのかどうかについてお悩みでしたら、科学 1は「得られる」と結論づけています。軽いウェイトでレップ数を上げるか、レップ数を下げる代わりに重いウェイトを使うかどうかに関わらず、筋肉を疲労させることが成果を生み出すと証明されているのです。

BODYPUMP の設計には標準的なレップに様々な変化を付けた ものが組み込まれているため、これまでにないくらい早く、効果的に筋肉を疲労させることができます。

レップのバリエーションには、次のようなものがあります。

テンポに変化をつける
レップのスピードを変えることで、異なる種類の筋繊維を動員することができます。とてもゆっくりのテンポはⅠ型繊維(遅筋繊維)として知られる深部繊維に働きかける一方、 高速収縮はⅡ型繊維(速筋繊維)として知られる筋繊維に働きかけます。

可動範囲を調節する
ボトムハーフやトップハーフとしてもよく知られている「ハーフレップ法」というものがあります。可動範囲の最後まで動きを 行うと筋肉が一息ついてしまいますが、途中で止めることにより筋肉への酸素供給を遮断し、軽いウェイトのみを使用していてもより早く筋肉疲労に達することができます。

対象を絞って順番に行う
特定の筋肉に照準を合わせ、ひとつひとつの対象を順番に疲労させていくことにより、各筋肉群の疲労を蓄積して身体全体に疲労状態をもたらすことができます。この方法には、新陳代謝を上げてトレーニング後も脂肪を燃焼し続ける効果もあります。

これが、レップを愛すべき理由です。様々なバリエーションを含むレップをたくさん行うことで、成果を手に入れることができるのです。私たちはこれを「レップ効果」と呼んでいます。

2017 年 1 月に BODYPUMP の 100 番目のリリースがクラブで導入されれば、これまでにないレップ効果を体験できるようになります。1000 を超えるレップ数のほか、力と強度への徹底的なこだわりが詰め込まれた BODYPUMP 100 が、あなたの限界への挑戦を後押しします。

(記事:イザベル・フェンウィック)

詳しくは lesmills.com/jp/workouts/fitness-classes/bodypump
をご覧ください。
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1) Shoendelf, B (2015年5月9日)。低負荷トレーニングで筋肥大を狙えるか(ブログ記事)。

http://www.lookgreatnaked.com/blog/does-light-load-training-build-muscle-in-experienced-lifters/